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2021年11月12日

一戸建てに必要な維持コストってどんなものがある?②

こんにちは!大林です。
前回に続き、戸建てに必要な維持コストについて、今回は”②”と”③”
に触れていきたいと思います!

<維持するための主な費用>
主な項目としてはこちらとなります。
①税金(固定資産税)
②保険料(火災保険など)
③修繕費


<②保険料>
住宅にかかる保険はどのようなものがあるのでしょうか?
・火災保険[建物]
・火災保険[家財]
・地震保険
最もメジャーなものは火災保険[建物]です。
日本の法律では隣家の火事で自宅が類焼してしまっても損害賠償ができないため、
万が一に備えて加入をしておいた方がよいかと思います。
※住宅ローンを利用される場合は必ず必要になります。
また、火災保険の補償範囲は火災だけでなく、”風災”、”水災”、”水漏れ”なども補償対象と
することができます。

ちなみにですが、火災保険料の金額はどのように決まるのでしょうか?
建物の構造(木造や鉄筋コンクリート造など)や立地、床面積、建物の評価額などによって決まってきますが、”補償内容”を絞る、”保険期間”を長期契約にするなどによって保険料を抑えることができます。

<③修繕費>
気になる戸建ての修繕費ですが、どれくらいかかるのでしょうか?
アットホーム調べ(2016年)によると、「平均築年数35.8年で修繕費の平均総額は556万円」のようです。
1年で換算すると15.5万円、1ヶ月だと1.3万円弱になります。

マンションのように修繕積立金がないので、毎月1.5万円ずつ貯めていくなど考えておくのが
よいかと思います。

【修繕の主な箇所】
記載例:対象(目安)
(1)外壁・屋根(10~15年)
(2)バルコニー防水(10年)
(3)キッチン(10年)
(4)お風呂・給湯(7~10年)
(5)トイレ(15年)
(6)洗面台(15年)
(7)壁紙(10年)
(8)床(15~20年)

などが主な項目になります。特に(1)が紫外線・雨などで劣化しやすく、建物を長持ちさせるために重要になります。また、修繕費のなかでも比較的大きなウエイトを占めます。(塗装で100万円前後、張り替えで200万円前後)

まとめとなりますが、③の修繕費はマンションでは明示されてたりしますが、
戸建ての場合は初期費用に加えて、ランニングコストも想定し、計画的に積み立てておくのが
大切になるかと思います。

一戸建てに必要な維持コストってどんなものがある?②

大林




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Posted by 中部ガス不動産 豊橋中央店 at 18:36│Comments(1)不動産情報
この記事へのコメント
維持費用について、具体的な期間と費用がわかり、とてもためになりました。
ありがとうございます
Posted by ゆきの at 2022年01月01日 11:37
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